2013年07月20日
【奈良県の伝統的建造物民宿】明日香村・民宿 脇本利夫
民宿 脇本利夫
伝統的建造物民宿(築250年)
宿泊料
一泊二食 6,000円(税込)
アメニティ:タオル・パジャマ・洗面用具はご持参ください。ゆかたはあります。
インターネット環境:無し
駐車場:あり
奈良県高市郡明日香村野口328
電話:0744-54-2362 (8:30〜17:00)
宿泊の予約は直接は受けていません。下記の飛鳥京観光協会経由で申し込みます。
支払方法:現金のみ
宿泊予約:飛鳥京観光協会「飛鳥の民宿」へ
電話:FAX 0744−54−2362
営業時間 8:30〜17:00
申し込み後、飛鳥京観光協会から送られてくる郵便振込用紙で、申込金1,000円を入金します。ただし申し込みが宿泊日の間近の場合は不要で、宿に直接申し込み確認の連絡をします。
明日香村には伝統的な建造物の民宿が数多くあります。多くは明日香村の中心部である”岡地区”に集まっていますが、この民宿・脇本利夫は岡地区から西へ近鉄岡寺駅方面へと少し離れた場所にあります。
民宿・脇本利夫のある”野口地区”には豪農の屋敷が集まっており、この民宿・脇本利夫
も石垣を築いた上に長屋門と築250年の母屋を構えています。
この野口地区には、キトラ古墳、高松塚古墳、鬼の雪隠、鬼の俎板、亀石などがあり、部屋からは、天武、 持統両天皇の檜前大内陵を眺めることもできます。
母屋では座敷で夕食と朝食をいただきますが、客室はすべて離れになります。
今回わたくしが泊まった部屋は入口の長屋門に造られた庭付き、トイレ付きの8畳ほどの部屋でした。
エアコンと地デジテレビも完備。
ただし、浴衣は用意されていますが、タオルや歯ブラシ等のアメニティはありません。
基本的に身の回りのものは全て用意していった方がよいかと思います。
自動販売機もありませんが、徒歩3分ほどの場所にセブンイレブンがあります。
お風呂は隣りの離れ棟にあります。
普通のユニットバスです。
夕食と朝食は歴史ある母屋の座敷で。
古くから庄屋格の家で、貴重なお宝がたくさん飾ってあります。
夕食の一例。
18:30からです。
今回は連泊しましたので、2日目は飛鳥鍋という郷土料理が出ましたが、宿泊するタイミングによっては最初からこの飛鳥鍋が出る場合もあります。
飛鳥鍋は鶏ガラスープに牛乳を加えたシチューのような鍋で、すき焼きのように生卵で食べます。古くは飛鳥時代に唐から来た僧侶が、寒さをしのぐためにヤギの乳で鍋料理を作ったのが始まりとされます。
食事に関しては事前に確認を取った方がよいかもしれません。
朝食は基本7:30からですが、もう少し早くすることもできます。
明日香の民宿は年々減っているようですが、この民宿・脇本利夫はリピーターも多く、明日香でも人気のある宿の一つだそうです。
ちなみに、宿の向かいにある脇本酒造は、遠縁だという事でしたが、2012年の秋に廃業してしまいました。
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